いろんな本を買いました
勉強あるのみ!
多くの本を読みました。
植物図鑑も、ジャンルにより数冊買いましたし、鳥の図鑑なども買いました。
素人向けに出されている、剪定のテクニックや、植木の植え方の本など、商売人向けではない書籍も多数買いました。
よく仕事は、習うより慣れろが一番だ。
って言われましたが、習いながら慣れればもっと上達するだろうと、合理的に考えてしまうクセがいつの間にか、
身についていたようです。
仕事は、教わるより盗むものです。
盗むなら、それなりに理解ができなければ、見真似してもカッコがつきません。
夜一人でいてもできること、それはとにかく基礎知識を増やすことです。
図鑑も毎日端から見ていれば少しずつ名前も覚えられるし、お茶の本だって、その心がわからねばいい茶庭を作れるはずもありません。
片っ端から気になる本を何度も読む、まさに勉強あるのみ!です。
剪定のコツ
特に、最初の頃は即戦力として仕事をするために、剪定の腕を上げたいと思っておりました。
ですから、一般向けに出ている剪定のテクニック本をよく読んでおりました。
しかし、これがまったく仕事では役に立ちません。
だって、本に書いてあるような、わかりやすい枝はそうありません。
木は全て違う形をしていますし。
しかも枝だけ見て切るのと、木全体の姿勢を手入れするのとでは、まったく違っています。
さらに、季節や、木の成長度合い、旺盛さの違いによっても切れる量も、長さも変わってしまいます。
はっきりいって、本だけを見て、独学で学んでも、絶対にうまい剪定はできるようにならないと、変な自信を持って言うことができるようになりました。
では、どうしたらうまい手入れができるようになるのか?
やはりプロに学ぶしかありません。
先ずは絵や、焼き物など芸術品と同じで、いい作品を多く見ることです。
写真でも構いませんが、できればあちこちのプロの手入れ後を見て、切り口や、枝の角度など、実物で見るのが一番です。いろいろなものを、見れば見るだけわかるようになっていきます。
そして、自分なりにこういうものにしたい、という全体のイメージを作っていきます。
作業中の段階から見て学ぶのがよいです。
自分は、ゴミ片づけをしながら、切った枝を拾いながら見て、切り方や位置をイメージしました。
自分が気になって見てみると、今まで気がつかなかった細かいことや見間違っていることが良くわかるようになっていきます。
そういう目を持つことから初めてみましょう。
このことについては、別のコーナーでも、画像つきで説明していくつもりです。