11年お世話になったトヨタ・ハリアーとも2012年2月にお別れし、新たな車を選択しました。
それがスバル・エクシーガ。
エクシーガ?知らん!という方が多いのが事実な車であります。
マイナーな車であり、走っていても行き会うことは少ないです。自分も最初は存在は知っていたけど、選択肢に登りもしなかった車です。
しかし、熟慮の末にこの車を選択しました。知ってみると、もっと評価があってもいい車だと思います。
そういう、マイノリティー(小数派)な存在だからこそ、人とは違う価値観全開でこの車をアピールしたいと思いました。今回は選んだ理由や魅力&プチ整形をご紹介します。

にゃんにゃにゃ~ん

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マイノリティーを楽しめ!スバル・エクシーガ

マイノリティーを楽しめ!スバル・エクシーガ

EXIGA(エクシーガ);英語のexcitingとactiveを合わせた造語。

 スバルが満を持して販売したミニバン。
名前の候補に、’レガシーセブン’があったほど、開発と仕上がりにレガシーを意識している車です。意欲的な車であり、100万円台からのグレードから2リッターターボまで、多くのユーザー層を意識していますが、残念ながら販売が低迷しているのも事実。

少数派バンザイ!

 誇りあるスバル=六連星(むつらぼし)のエンブレム。全ての車に同じデザインを採用しています。
軽など特にコストを浮かせたいはずなのに、贅沢にも他のメーカーより凝ったエンブレムの心意気をわかってやってください。
 スバル自動車の大本は、戦前から歴史に残る航空機を作ってきた中島飛行機です。現在は富士重工業内の自動車部門と言った位置づけだと思います。その幅広い技術と独特のセンスが、良くも悪くも車の特徴になっているのではないでしょうか?

 奥様と子どものために購入した、ホンダ・モビリオ’スパイク’。ホンダのお家芸、低床+ハイトワゴンのスライド仕様でありながら、全長4mちょいのコンパクトカー。しかもV-TECエンジン!奥様大満足の一台であります。しかし、車重からくる力不足は否めず。さらにふらつきに弱し。
 車を単なる移動手段に終わらせたくない!運転の楽しさ、その車で走ることのわくわく感。そういうことを子どもに伝えられるちゃんと7人乗れるミニバンがないか?
 さらに自分の営業車でもあり、お客様に失礼にならないこと、作業荷物も積んで行けること。仕入れ先の植木畑にも入っていけること。
迷惑なほどわがままな車探しです。

 SUVだったりピックアップトラックだったり、その国の価値観や道路環境などで受ける車は変わってきます。日本では圧倒的にミニバンですね。(日本の代名詞軽カーは、世界基準ではないので除外します。)今や普通車の3台に1台はミニバンの時代です。それだけに、各メーカーしのぎを削る開発競争があります。
 ひねくれ人間の自分には、皆と同じ形の車に乗って、同じような車が連なって道路を走ることに満足ができないとわかっております。しかし、スライドドアの便利さは、確かに捨てがたいものがあります。そういう便利な部分はスパイク君に譲ることにして、自分らしい一台を探し当てました。
 それがスバル・エクシーガ。国内よりも国外で評価の高いメーカーです。ですから国内向けのミニバンですが、世界向けの作りは変わらないと思いました。

 エクシーガは、はっきり言って外観から好きになれない車でした。自分の周りには、何故か車関係の仕事をしている知り合いが多いです。スバルにも越谷のお店で、一つ下の親戚がメカニックとして働いております。一度見るだけ見てみるか程度の気持ちで試乗に行きました。
 通常、エンジンのピストンは縦かV字に置かれているのに、スバルは左右対称に横に寝かせたスタイル。4駆システムと合わせ、他社にはない技術を車に持たせています。世界でも水平対向エンジン車は、スバルとポルシェでしか味わえないものです。
 実はスバルのお店&水平対向エンジン初体験。思った以上のスムーズな走りと加速性、素直なハンドリング、安定感はミニバンの標準を軽く超えています。まさに乗っていて楽しい車。スバルの4駆を乗ると、他が乗れなくなると言われるわけが、決して誇張ではないことがわかりました。 
 この走りは、自分の持っていたマイナス要素をプラスに変えるには十分な説得力がありました。

 Aピラーが立ち上がったデザインで、日本車で多いフロントガラスが寝ていて三角窓のある、ダッシュボードの奥行きが深いデザインとは一線を画します。
 このデザインが見切りの良さにつながっているそうです。何より、ミニバン特有のずんぐりさがないのがいいところです!ただ、3列目があるためお尻の部分がキュッと寝てこないところが野暮ったさを残す結果となりました。
 全体のデザインも、それほど印象深いものではありません。個性的とは言えないところが悩みどころですが、走りと安全性能の高得点、外観や質感のマイナス要素。そういう平均にまとまらない所がスバルの魅力と言えるのではないでしょうか?

 フラッグシップであるレガシーのような外装のメッキ加飾は少ないです。もちろん価格帯の幅が違うせいではあります。ですが本来、エクシーガの上級グレードは差別化してもいいと思うのですけどね。仮にも自分のエクシーガなら、アイサイト付きの下級グレードのレガシーと同じ価格なんですから。
 しかし、この車は板金で勝負です。平面なボディーパーツではなく、各所にエッジの立った流れを刻み込んでいて、これが丸っぽいデザインだけではないソリッドさを車に与えています。ボンネット部分の複雑な板金など、やるじゃん!って後から感じました。これらは、室内空間を広く確保するために野暮ったくなったデザインをカバーするため、横線を多用したデザインにしているんだろうと思います。

 色々書いてきましたが、決定打は何だったのでしょう?ここに書きながら反芻しておりますが、最初がいい印象ではなかったとしても、気になる車だったということでしょう。
 わくわくする走り→水平対向エンジンのパワーとハンドリング。7人乗り→なんと日産の高級ミニバンと同じ室内高があります!畑に入れる→スバル得意のシンメトリカルAWD。営業車→野暮ったさが返ってまじめな印象。
と、実は自分のわがままを一番満たしている車と言えます。
乗り出してから、さらに気に入ってきたこともうれしいことです。
 

My EXIGA ;2,5リッター Advantage-line パノラマグラスルーフ装着車
        bodycolor/ギャラクシーブルー・シリカ 

 ここからは、自分のエクシーガの紹介をしながら、車の魅力を伝えていきます。
デザイン、質感が好きではなかっただけに、少しでも満足できる内容にしようと頑張っております。ディーラー泣かせのオプションも頼んでしまいました。その苦労話も書いていきたいと思います。

 エンジンは、リニアトロニックと呼ぶCVTで、それにSI-driveというトルクコントロールのセレクターがつきます。3段階調整で、エコモードとスポーツモードはかなり味付けが変わり、別物のエンジンかと思うほど。燃費重視のインテリジェントモードでも十分走りを楽しめます。
 また、パドルシフトもついていて、ダイレクトに使えるため日常的に重宝しております。
 Advantage-lineはパネル周りをカーボン調してあり、よりスポーティーさをアピールします。

 メーターパネルは、思ったより高級感があるスポーツルミネセントメーター。夜になるとよくわかりますが、立体的な構造になっていて、特にメーター外周のアクリル板が輝いて見えます。

 黒い内装色と、ステアリングとシフトノブ、シートにアクセントで入るレッドステッチがこの特別仕様車の売りです。確かにかっこいいです。欲を言えばもうちょっと目立ってもいいかな。
 しかーし!クルーズコントロールが標準装備なのに、なぜかオーディオスイッチがついていない!しかも、メーカーナビ以外にはつけられないとは。はっきり言ってクルコンよりオーディオスイッチの方が使う機能です。何とかつけることはできないか?親戚のメカニックマンに相談すると、なんと配線を自作してくれました!ステアリングスイッチは部品で取り寄せてくれましたが、この特別仕様車の黒色のボタンではなく、ダークシルバー色のままなので色合いに違いは出ましたが、使えることがどれだけ助かるか、つけもらえて大変うれしい装備でしたよ!口で言う以上に大変な作業だったと感謝しています。
 ステアリングのエンブレム周りには、カーボンシートを張って質感アップです。

 スマートキー&プッシュスタートエンジン。スマートキーには、子どもにかじられてもいいように、シリコンカバー付きの、アルミヘアライン調キーカバーをつけています。これなら雨にも強いです。社外で探しましたが、やはりスバル車用は選択肢が少ないですね。
 プッシュスタートはかっこいいんですが(アイドリングストップ車は必須でしょう)、アクセサリのみの使用が面倒です。スタートボタンの下には、メーターの照度コントロールと、ミラーの調整、標準装備の横滑り防止装置のオン・オフボタン(ドリフトするならオフで)です。

 アルミペダルが標準というのも、この仕様のいいところ。
この車はオートマチックですが、マニュアルの場合、泥足や雨の日は特にクラッチから足を滑らせることもあります。アルミペダルはファッション性だけでなく、機能的にあるにこしたことのない装備だと思っております。
 すいません、純正マットの上からスモークがかったバケットタイプのビニールマットを敷いています。光っちゃってますね。これも営業車で使うので、泥足で乗る用の装備です。全席に敷いてあります。
 この上についているETCユニットは、もう少し収まりよくついてもいいんじゃない?と思わせます。その辺がメーカーの弱さでしょうか。

 左右独立型オートエアコン。ダイヤル式はグッド!これも仕様車の差別化で、スイッチ類は赤く光ります。ちなみにその左右下の青い色は、フットライトのLEDです。これも標準装備。ただし、後部席には追加でつけています。
 エアコンのフィンには、ハリアーで使っていたメッキモールを再利用しました。ハリアーより似合うじゃん!

 ドアトリムパネルと、オンダッシュのエアコンパネルに、ドライカーボンパネルを付けました。ついでに、ドアの内装の継ぎ目にメッキインストールモールを差し込みます。どちらかと言えば味気ない内装と質感の車なので、オーナーが頑張って高級感出す必要があります。

 この車に何故ついていない!?と思った装備に、車速感応式ドアロック機能があります。最近流行らないのか、意外とついていないんですね。しかし、子どもが小さい我が家には必需品です。実際走行中にドアノブ引っ張りますから。3000円台とお得価格のユニットを社外で発見。スパイクにもつけようかと思っています。

 エクシーガを選んだ最大の理由が、このパノラマガラスルーフです。選択した特別仕様車もメーカーナビの設定はないのに、このガラスルーフの有り無しだけは問われるのです。それほどこれを売りにしている上に、車の作りもルーフを付けることを想定したものになっています。普通なら高いし重くなるし真っ先にはずすオプションですが、企画に乗って注文しました。結果は…選択して良かったと思います。
 なんせ、工事現場のクレーン車を天井から見上げられるなんて!子どもにとってこれほど楽しいことはありません。フリップダウンのリアモニターあきらめる以上の価値がありました。

 これはなくてもよかったですが、ついてきちゃったのでアルカンターラ・レザーシートになりました。背もたれと座面がスウェード調で、体がピッタッと収まります。まあ小さい子が乗るにはちょっと心配ですが今のところはなんとかなっています。レッドステッチのアクセントもおしゃれです。

 スバルが名づける’シアターシートレイアウト’後ろにいくにつれ席が高くなり、見晴らしや居心地をよくしています。3列目でも窓が大きく解放感があり、狭さは否めないもののよくある孤立した感じにはなりません。
 1列目はパワーシートで仕方ないとして、2列目のレバーは固く使いづらいのが欠点。もう少し優しく動いてくれると女性でも楽ですが、配慮が足りない気がします。
 パノラマルーフのおかげで、室内はとても明るくなりました。天井の3分の2までガラス張りなので、2列目、さらには3列目からでも外が良く見え閉塞感が減ります。まあ、普通の天井より外気の影響を受けやすくなる欠点もありますが、思った以上に開けっ放しで使っています。欲を言えばシェードが入るといいんですけどね。

 上記で記したように、この車の敵は実は太陽。これほど外が良く見えるということは、それだけ太陽も車内に差し込むということで。
 夜は両サイドにつけた青いLEDライトが演出します。暗い場所だと星も見えますよ!

 室内灯をLEDに替えてみました。純正だと高いので、できのよさそうな社外品に。今回は大手カー用品店のI様に、かなり指南とパーツを格安でお願いしました。
 LEDの安いものは、ダメもとで注文しろとのこと。最初は良くても中にはすぐ切れてしまうものもあるそうです。いくつかの細かい電球が集まってランプを形成しているので、ものによってはその中の一つ、二つがつかないなんて当たり前だそう。どのあたりを落としどころにするか難しいのが社外品だそうです。
 そのアドバイスを考慮に入れて購入しました。そこそこの値段しました。何せドアの開閉時に足元を照らす、ドアカーテシーランプも、前後のドア(合計4個)にちゃんとついています。それにマップランプ2個、天井は両サイドに分かれ2個、カーゴルーム1個の合計9箇所つけることになりますので。。
 最初はできる場所だけにしようと思いましたが、全部変えてしまって正解でした。明るさは雲泥の差です!これを一部なんてやったらバランス悪い悪い。やるかやらないかしかないですわ。9点セットで1万円先でしたから、このまま切れずにもってくれると助かるのですが。

 アルミホイールは17インチ。下級グレードの16インチでよかったのですが。この17インチのアルミの方が掃除しやすいデザインがいいだけで、乗り心地やタイヤの減りなどを考えると扁平率50なんてタイヤいらないんですが…。
 エアキャップはアルミ製のものに替えてあります。見た目のみの変更ですが、あの黒くて丸いプラスチックはいまいちやる気が削がれるので。

 先に述べたボディーのエッジの効いた成型もそうですが、横に伸びる線を強調することで、背高の車を少しでもシャープに見せようと努力しています。効果は別問題ですが、努力は認めたいですね。ただ、チープさは否めませんので、ドアミラーのターンランプカバーや、メッキドアハンドルカバーをつけ、少しでも高級感ある見栄えを考えます。しかし貼物感が強いです。
 ドアエッジプロテクターは、カラードタイプをスバルで後注文しました。やはり子供が乗るなら必需品です。

 できるならつけてみよう、と決心してパノラマフロントカメラなるものをつけてみました。リアについているパノラマバックカメラと同じものでしょう、これがナンバープレートの下につきます。
 前方から広角に画像が広がるのですが、正直う~んな感じです。思ったより広角ではないことと、取り付け位置が低いので見慣れないとどこが映っているかよくわからない。何よりこちらのアルパインナビ用のカメラの画質が悪すぎ!ないよりましか、程度の使い心地です。
 それよりも、このカメラを取り付けるにあたっては、ディーラー側もかなり大変だったようです。オプションで載っていても、エクシーガに取り付けた人間はいないようです。メーカーに確認するほどでした。エクシーガ専用のカラードタイプのナンバーフレームは、台座になっている立体構造。カメラがつけられなくなります。
 汎用の純正フレームを使ってくださいましたが、フレームの幅が大きいとカメラを隠してしまい、両サイドが映らなくなってしまうとのこと。そこで苦労して探してくれのが、なんとレオーネで使用していたナンバーフレームです。一体何年前のものなのでしょう?薄いうえに、ちゃんと鉄製のフレームです。こんなのがあったことに驚きです。スバルの歴史のつまったフレームがついて、急にこの車の’背負うもの’大きくなった気がします。
 

 リアはナンバー上の、ノーマルなつけ方です。こちらの立体的なフレームは邪魔にはなっていませんが、やはりパノラマでカメラを使うとガイドラインが合わせにくく、おかげで車庫入れが下手になりました。

 大手カー用品店勤務のI様から、在庫処分のインプレッサ用のアーシングケーブルを格安でいただき、取り付けてもらいました。緑のケーブルがそれです。ハリアーでつけたホットイナヅマは、バッテリー消耗の原因となったため今回は付けませんでした。
 車の情報から、部品の説明、購入までかなりI様にはお世話になりました。これからもよろしくお願いします!
 今回選択したのはNAの2,5リッターエンジンですが、自分ではエクシーガにちょうど良いエンジンだと思っております。

 一か月点検でピットイン中のエクシーガ。タイヤの点検をしてくれているのが、今回一番お世話になった親戚のA君。
まあ、うちの親戚じゃあイニシャルトーク意味ないですね。彼がいなかったらスバルは覗かなかったに違いありません。
 販売網としては、個人の車屋さんを代理店にしていることが多く、どこで買っていいのかわからない欠点があります。野田では直営ディーラーはなく、エクシーガの実車の置いてあるお店もありませんでした。まずはお客様に知ってもらうことも大切なことですよね。今後に期待したいです。
 ちなみにA君、数年前にスバルのメカニックの全国大会で優勝経験があります。実は日本一のスバルメカニックが親戚だったんですよ!その後世界選手権に出場予定だったのですが、リーマンショックのせいで出られなかったんですって。
日本で一番なら、世界で一番になれたと周囲は悔しがっていましたが、さすが我が親戚、もう一回出る気はないそうで。
名よりも実を取る大した男です!

 前後に一番簡単なエアロをつけましたが、おかげでアンダーラインに起伏ができ、顔つきに精悍さが出ました。
 スバルというのは、個性的というのか、それが伝統なのかデザインに関しては感覚が違うと思います。エアロのデザインも上級パーツは独創的。それが自分にはかっこいいと思えず冒険できませんでしたが、スバル専門の乗り手(世ではスバリストと言われています。)にはカッコよく見えるんだろうな。この辺のマニアックさはメーカーの売りではありますが、好き嫌いは出ますね。
 ヘッドライトも何故プロジェクタータイプのHIDではないのか?営業マンいわく、プロジェクターだと光が拡散しないので見づらく、今は昔のタイプに戻りつつあるそうです。ふ~ん。いずれランプやレンズ周辺はもう少し遊びたいとは思いますが、これからのお楽しみ。

 最後に記しておきたいのは、この色です。ギャラクシーブルー・シリカ。シリカ?メタリックやパールは聞きますが、このシリカはとは?スバルでもまだ使い始めたばかりの顔料のようです。もちろん工業的には広く使われている素材。細かいガラス質の鉱石のおかげでしょうか、青と言っても赤っぽく見えたり、真っ青に見えたり、群青色に見えたり深い色合いがあります。

 カラーラインナップ自体は満足できませんでした。どうもありきたりの色と、あっさりした色ばかり。
消去法で黒か青。スパイクがすでに黒(ナイトホークブラックパール)ですし、お客様のお宅に行ったり、乗せたりと営業で使うなら黒だと印象よいとは言えません。
 初スバル車であるなら、やっぱりスバルらしい色である’青’しか選択肢がなかったというのが本音です。(ただし、スバルの象徴的なブルーとは色合いは違います)
40歳にして青とは若すぎる気もしました。もうちょい個性的なカラーが欲しかったので妥協色でしたが、見慣れてくるとそのシリカの特性か、色の変調が気に入りました。

何故エクシーガを選択したのか?

 エンジンラインナップは、最初に発売された2リッターNAと、2リッターターボ、MCで発売された2,5リッターNAの3種類です。きっと乗ってしまえばどれもそれぞれの良さがあるんでしょう。
 どれも試乗して、トルクの余裕と、レギュラー仕様の経済性から2,5リッターを選びました。自分ではベストであったと今でも思います。2リッターとの違いは、年間5,000円の税金の上乗せだけ。重量なども変わりません。トルクの余裕というのは、町のりなどでの走る、止まるの繰り返し走行の燃費の良さにも影響します。2リッターよりいい数字を出すこともあるとのこと。必要なときはターボに負けないパワー走行もできます。
 自分のようにミニバンとしての使う機会が少ない人間にとって、この車は走っている数が少ないという個性?と合わせて、走らせる楽しさ、風景を見る楽しさを再認識する車となりました。
こういう車に興味ない方も含めて、一度試乗してみると価値観が変わるかもしれませんよ。

 スバルに来て初めて知りましたが、スバル車は年一回のペースでマイナーチェンジをしているんです。普通は新型を出したら半期にマイナーチェンジ、途中に特別仕様車を投入ですが、一年間で貯まる情報を元に、次年にはそれを修正して販売するという車つくりをしている会社なんです。
 ですから、年々車が進化します!スバリストからは当たり前のことなんでしょうが、初心者にはすごく感動したことです。車のデザインや内容には好き嫌いはあるにしても、そのまじめな姿勢は評価に値します。
マイノリティーはなくしたくないって思いつつ、多く方にスバル自動車自体を知ってもらいたいなって考えております。

特集;電飾をグーレードアップしよう!

 いまいち味気ない色合いの電飾を、内・外装ともにオシャレにしていこうというプロジェクトです。
室内灯LED化を購入直後に行いましたが、その成功が一つの引き金でもあります。
乗り出し後、1年間の成果でもあります。

 スモールライト、フォグランプともにオレンジ?一番安い照明つけてる?モビリオスパイクだって、マルチコートのブルーフォグがついているのに、こういうところはちょっと安作りがばれるところです。
このままでは寂しいので、色を変えたいと思いました。
 やっぱり頼りになる大手量販店のIさま。お店に行くと、色んな色を見せていただきました。
ベストな選択は、HIDと同じ色合いのLEDだそうです。どれも白っぽく見えますが、実は青いです。この色ズレが野暮ったく見えることにつながるとのこと。しかし、これが高い!スモールランプだけで5,000円はしないと同じような色になりません。フォグランプは桁が変わってしまうくらい。
 ならいっそ、色を変えちゃえばいいじゃん!と安易な発想で、フォグランプはイエローにしました。なんかスバルっぽい感じです。スモールライトはどうするか悩んだ末、発見したのが定価9,800円値札にバッテンして特価1,000円になっているLEDランプです。何この価格!?と、担当者に確認してもらうと、在庫過剰の型落ち品だそうです。品質的に問題がなければ、色が合わなくともいい品の方が間違いないでしょ?ということで、こちらを購入。
割引も含めて5,000でおつりが来ちゃった。とってもお買い得にしていただきました。

 ブルーのボディカラーにイエローのフォグは似合います。
 スモールライトも、レンズカバーに入っているラインが、ライトをぼかしてくれているので、色の差はまったく気になりません。これだけで車の印象は豪華になりました。

 さらなるエクステリアのイメージアップにしたのが、デイライトの取り付けです。
色はもちろんブルー。この車のテーマカラーは、イルミネーションはブルーと最初からのレッドの2色に統一しております。。

 ナンバープレートの両脇の空間を埋める目的で選んだので、ネットで格安品をゲット。周囲がメッキ仕立てで大きめなのが逆に気に入りました。価格は1,200円!レビューを見ると、評判は悪くありませんが、防水した方がいいと書いてあったので、一度バラしてブチルテープをパーツに挟み込みました。

 ついでに、200円!で購入したストップランプ用の赤色LED。ホントはこんなチープなものは嫌なんですけど、こういうものしかないのが、人気のない車の欠点です。


 エクステリアは今回はこんな感じです。つづいてインテリアのイルミネーション力のアップです。

 この車、あちこちにイルミネーションついているのですが、いまいち暗い。それはライトにわざと遮光カバーをつけて、減光しているからです。安全対策なのでしょうが、それならついていても意味がない明るさなので、そのカーバーをはがしてみました。こちらは、ルームランプ横についているライト。’みんカラ’を参照にバラしました。

 こちらはインパネ部分を取り外したところです。エアコンのコントローラーやデジタル計、エアコン吹き出し口、グローブボックス上のオープントレイのカバーまで外して、ネジはたったの2個。癖になるほど簡単に外せるので、おかげで外部パーツを押し込んでつけております。
最近の車は、エクシーガに関わらずこんなものらしいです。
 今回のミッションは、センターパネル下のオープントレイのイルミネーションの照度アップと、そこから配線を分岐させることです。こちらも減光カバーに穴を開けて直で光を出します。
 分岐した配線は、下記の場所で使います。

 何故か、昨年までのモデル(C型)までついていて、今年のモデル(D型)からは付いていなかったグローブボックス上のオープントレイのイルミネーションですが、外してみたらアクリルの棒は刺さっておりましたので、スバルの純正パーツから、このLED(900円)を取りました。さすがぴったりの収まりです。この電源を、上記の加工ついでに同じ系統の電源ですから分岐して引き込みました。

 オープントレイの上部を、横一文字に光が広がります。
正直、純正の明るさでは暗いのですが、ついていないことを考えるとやっぱりいいですね!
 ハリアーでもずいぶんお世話になった地元の車屋さん’アートカラーズ’さんで配線加工のアドバイスをいただきました。

 続いて追加で、パドルシフトの左右の隙間にLEDの豆球を仕込みました。実験的に行ったのですが、これが予想以上に明るい。マスキングテープで減光してみても明るい。最近なれましたが、外から見ると顔が青白く写ってるのかな?実験的でも、もちろん意味はあったのですよ。

 何故かドアミラーの格納ボタンが光らないのです!狭い日本では必需ボタンなのに何故光らない?メッキパーツで反射するようにしましたが、暗いときついです。それで実験してみました。

で、運転席から見ると、この明るさになります。

 今日はグラスルーフを閉めていましたが、開けてルーフのイルミネーションもつければ、何だか若者の車?みたいかも。
今まで車内を明るくするなんて考えたことありませんでしたが、子供ができると明るい方がとっても便利だとわかりました。ディーラー側と、最大手の車用品店、地元の車屋さん、このお三方が大変親切に面倒を見てくださるのでできていることでもあります。本当にありがたいことだと思っております。

 おまけと言っては何ですが、こちらピラーに仕込んだツィーターです。
4スピーカーでは音が広がらないので(ハリアーは9スピーカーでした)、せめて2つ増やしました。
純正品ですが、かなりお安くしていただきありがとうございます。効果は…、まあ値段相応?こんなもんでしょう。
こんなもんの積み重ねが、いい音を作っていくのです。たぶん。

 良くも悪くもいじりがいのある車です。スバルのメカニックの親戚には、取り付けを含めて毎回我が儘を聞いていただきありがとうございます。