市川市立動植物園
 (千葉県市川市)

ここは、鎌ヶ谷市隣接する市川市の大町公園リクリエーションゾーンの一角です。
レッサーパンダや流しカワウソで一世風靡した、小動物を中心とした動物園があります。
また、動物たちとの触れ合いも楽しめ、規模は大きくないながら家族で楽しめます。
このエリアの中には、バラ園や植物園、湿原地帯などを有し、動物園同様人気のあるアスレチックも有名です。

一日あれば余裕で回れると思っておりましたが、大きな誤算でした。
実は自然に触れるにもいい場所であると実感。
自然エリアを歩くだけでもいい場所です。
ページの関係で、この後行ったアスレチック施設は別途掲載予定です。
また、バラ園と植物園もこれから足を運びなおすことで、皆さまにお伝えできるでしょう。
市立だってこれだけの規模のものが作れるんだと感動しました。

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相嶋造園

 お客様宅からの帰り道、ふと’市川市動植物園’と書かれた看板発見。
存在は知っていましたが、こんなところにあるとは意外でした。もっと海寄りの方で、市街地にあると思っておりましたので。
どちらかというと、ここは我が家から近い市川です。
家に帰ってネットで検索してみると、思ったよりおもしろそうな施設です。しかも広い。
でもね、市立ですからね、あんまり期待しちゃいけませんって。
彼岸で子供たちも暇しているし、とりあえず取材がてら行ってみますか、と軽い気持ちでやってまいりました。

 他の桜に先駆けて咲く河津桜。大きくなりにくい点からも、庭木向きです。市川は野田よりも暖かいのか、開花が早いですね。まさに見ごろをむかえております。

 春のお彼岸だったからか、道は混んでおりました。ふいに墓地やお寺で曲がる車多し。駐車料金は500円。楽しみにしていた子供たちは、元気に走り出します。思ったより広い駐車場と、その広さを埋める車の数!ちょっとこの量は油断しておりました。駐車場から下って入り口を目指します。

 右写真が、大町公園レクリエーションゾーンの全貌です。かなりコンパクトに描かれていますが、動物園と、アスレチック施設までの移動は約2キロあります!
 公園は入場無料ですが、施設ごとに有料の場所があります。動物園もその一つ。未就学児は無料なのはありがたいです。また、施設併用の割引もあります。

 予想以上に小奇麗じゃないですか!
レストハウスからエレベーターで二階部分に昇ります。帰りに紹介しますが、自然博物館からも上がれます。子連れをメインにしているせいか、休憩場所の多さは特筆すべきですね。

 最初にこういう家畜動物たちから入るのは、はっきり言って市立って感じがします。子供たちは大興奮ですが、ちょっと絵にするには寂しいかな。

 そういう演出にだまされたかも。奥に進むごとに区切られた区画がいくつも出てきます。動物の数も多くなります。こりゃ市立にしてはすごく頑張っていますよ!というレベルになっていきました。

 後で知りましたが、ここの’流しカワウソ’という施設がyou tube話題になって来場数も増えたそうです。カワウソの施設の水の中をのぞけたり、透明のパイプの中を餌をもらいに移動する姿が可愛いです。

 2大人気の動物のもう一方が、こちらのレッサーパンダ。実は結構凶暴らしいですが、見た目は癒されますね〜。顔つきが可愛く、足が短いのに立ち上がったり登ったりする仕草は子供にとってもたまらないようです。

 サルの仲間がいっぱいおります。子供たちと被ってきてほのぼのしますね。他にもまだいますので、知りたい方は足を運んで見てみてください。マンドリルが人間臭くて好きです。

 ニホンザルの猿山でです。結局日本の動物園といえば、この猿山なんですかね。まだ早春のせいか、猿ものんびりで活発ではありませんでした。これからが騒がしくなっていくのかな。広い施設の割に数は少ない感じ。贅沢ですね。

 水飲み場のレッサーパンダが微笑ましいです。噴水はこれからでしょう。夏は子供たちで騒がしそう。この動物園は、いたるところにベンチがあり、子連れでも安心できるのがいいですね。親切設計です。

 こちらは大きな鳥がくつろぐ野鳥園です。営巣しているカップルが2組いますね。看板に鳥さんたちの名前が書いてあります。間近で見られるのはいいです。

 竹藪がある〜!と思ったら、そこにはエミューがいらっしゃいました。竹も実は利用されているようです。なかなか面白い仕掛け?ですね。

 竹藪の切れ目に、トンネル?を発見。上にはレールが敷かれています。また何か新しい場所に出てきましたよ。待ちけれない子供たちは走って行きました。

 そこには梅林が広がり、遅めの梅がまだ咲いておりました。お花見客もいらっしゃいます。香りもかぐわしいですね。

 「いてててぇ〜!」2番目が低い枝に頭をぶつけているとき、1番目の兄ちゃんは走ってきた列車に手を振るサービス中。うちの兄弟は忙しいです。

 こちらは奥様と寒緋桜。白花の梅と、赤い花の対比がいいですね。ここは園内で一番大きな広場。小さい子供用の遊具もあります。多くの方がシートを広げています。

 広場の外周を回るミニ鉄道。一人100円で乗ることができます。良心的な価格ですね。子供たちはこういうものが本当に好きです。え〜!きりがないからもうおしまい!

 キリンの親子?もちろん置物です。ここミニ鉄広場のランドマーク的存在です。しかも子供たちには人気です。待ち合わせ場所としてわかりやすいです。

 この広場にもレッサーパンダをはじめ数種の動物がいます。
 忘れておりましたが、ここにも人気者オランウータンがいます。まだ子供のようですね。その機敏で楽しそうな動きにみんな釘づけです。

 動物たちと触れ合える’なかよし広場’入るといきなりヤギや豚さんと遭遇。普通に歩いています。最初は恐る恐るでしたが、慣れてくると二人で走って会いに行きます。でも地雷には注意!他にもケージの中にフクロウやクジャクなどの鳥もいます。

 ひよことモルモットを抱っこできるんだって!生き物に触るときは、相変わらずおっかなびっくり兄弟です。可愛いですな。

 

 レストハウスに隣接する自然博物館です。市川の自然の今と昔の現状などがわかりやすい模型で再現されています。

 こちらは動物園内(有料区域)にある山野草園。小さな滝があったり、東屋があったり雰囲気はいいです。なかよし広場の横合いから降りていくことはできますが、基本的に他の場所に移動できる場所ではないので、どうしても足が遠のきます。もったいない。

 動物園を出て公園内を歩き出すと、そこは全て植物園です。我が家はここから約2キロ近く先にある一番はずれのアスレチック施設’ありのみコース’に向かいます。

 お、案内図を発見。ここの正式名称がいまいちわかっていませんが、きっとこのレクリエーションゾーンでいいんでしょう。ただし、看板などは市川市動植物園となっているので、タイトルはそちらにしました。
 端から端までの移動は大変です。車で駐車場を移動することも考えたほどです。しかし、一日二度も駐車料金払うのも何ですからね。目的を決めてくる場所なのでしょう。

 こちらはバラ園です。まだ開花時期には2か月早いので、取材は咲いたときにしたいと思います。

 蛙さん産卵中。ひも状のぐるぐるは卵です!子供たち大興奮。

 この自然観察エリアはなかなかいいです!なるべく手つかずのままで残している点と、直接地面を歩かない点がグッド!こういう谷間が本来大切ですよ。

 残念ながら開園時間にまでに入ることのできなかった鑑賞植物園。温室などがあるそうです。ここも今後の取材で掲載したい施設となりました。実は中がどうなっているか知らないのでした。

 珍しい白蛇です。幸運を招く蛇です。本来劣等遺伝のアルビノなんでしょうけど。

 参加型遊べる展示や、本物の生き物、標本もあります。階層になっていて、広くはないですが楽しめます。