越谷梅林公園 (埼玉県越谷市)
昔から盛んであった梅や桃の栽培を、今に名所の形に残そうと作られた公園です。
2万uの敷地に、約300本の梅が植えられています。
この梅林のお隣には、宮内庁管轄の鴨場があります。
先に見つけた鴨場が気になっていると、地図のその横にあったのがこちらの梅林。
改まった施設というわけではありませんが、梅の時期以外にも何気にお世話になっている公園です。
寒い冬が終わりを告げるように、枯れ木に咲き出す花は、人の心を浮き立たせるものがあります。
その中でも、梅は名所の中で早く咲く部類に位置します。
それだけに、とても新鮮に観賞きでるのはないでしょうか?
新たな春を探す旅に出たくなります。
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こちらが見取り図。
元荒川に接する土手沿いにある公園です。
梅林だけではなく、憩いの広場やゲートボール場など、市民の寛ぎのスペースになっています。
ちなみに、この見取り図の上方に鴨場が接しており、さらに広い空間が広がっているのです。
公園駐車場から見た梅林。
春のお彼岸に入った頃の写真です。
全ての梅に花が持っている、ある意味貴重な時期に来ることができました。
*今回は、道筋なく、思いのまま撮った映像でご紹介します。
はっきり言って、順に案内するほど広くはありませんし、迷うこともありません。
奥様のお気に入りは枝垂れ梅。
奥様に限らず、植木センターでも枝垂れ梅は人気で、さらには枝垂れ桃、桜、モミジなど、探されている方は多いです。
日本人の好みなのでしょうね。
枝垂れ梅の中でも、こちらの’開運’という種類が気に入ったようです。ピンクが濃く、やや赤色も混じっています。
園路を歩いています。人はまばらですが、平日にも関わらず駐車場はいっぱい。
皆さん、座ってお昼を食べたり、写生をしたり、グループで輪になっている方々もいます。
思い思いに楽しんでいらっしゃいます。
どうやら楽しんでいるのは人間達だけではないようですよ。
本来は、高解像でお届けしたい満開の梅たちです。品種によって微妙に色が違っているのもまた楽しいのです。
犬も走り、カラスも花に見とれる昼下がり。
元荒川の土手に出ました。
大きくない土手ですが、生活道路のようで、土の道の上を自転車が多数往来しています。
土手ではもう次の開花が順番待ちをしているようですね。
土手上から眺めた梅林。
写真で見る以上に壮観な梅林でした。
中に1本だけピンクの花の木を見つけました。
ちょっと居心地悪そうです。
梅の下に青い立て札が見えますが、そこにはここの梅の手入れをボランティアで行っている旨が書かれています。
改めて、梅の芳香を意識します。
実際には、このように白からピンク、濃いピンク、赤、濃い赤まで5段階に分けられます。そこに、咲き分けや絞りが入ったものなど模様がつきます。
あまりの品種の多さに、植木屋といえどついて行き切れません。
眺めているだけで落ち着きますね。
最後に梅の下に咲いていた早春の花々をお伝えします。
ボケ
スイセン
ヒュウガミズキ
ツバキ
ヒイラギナンテン
オウバイ
イヌノフグリ