カタクリは一歩の差で間に合わなかったようですが、ミツバツツジや、桜の花はいい感じ。山中に色々な見どころ地点があるので、歩く準備をして来たい山です。
富士見台の下に位置する山つつじの小路です。もう花芽が膨らんで、開花を待つばかり。株が大きくなり、上から覆いかぶさるように枝があるので、咲くと花のトンネルになるでしょう。開花していないのが残念です。
なかなかの山道です。舗装されているので歩きやすいですが、急こう配、急カーブが続きます。意外とたくさんの方が歩いております。桜を愛でながらも、重力に逆らえず早足になってしまいます。
まだ時間があるようなので、さらに足を伸ばしてみましょう。庭園の外に出ていくと、お隣にあるのが三毳神社。小さいながらも神楽殿があったり、さすがこの地の名がついた神社です。ここも桜がとてもきれいでした。車がたくさん止まり、昇り旗が立っているので、何か行事が行われているのかもしれません。
みかも山公園、広いっす!子供がいなければ、ぐるぐる巡ることもできますが、今は無理!なので、限定してわんぱく広場と展望台エリアだけ行きます。大体、上記右写真のエリアです(ただし中継広場まで行っていません)。
みかも山公園は、万葉集にも詠まれた三毳山を利用した栃木県内最大の都市公園です。
標高約230mで、カタクリ・アズマイチゲ・ニリンソウなどの山野草が自生し、花の百名山にも選定されています。’毳'はやわらかい毛のことで、この山がなだらかで優しい姿の峰が三つ並んでいる事から三毳とつけられたという話があります。
また、園内はコナラやクヌギといった広葉樹林に囲まれ、大変豊かな自然を有しており、春にはサクラやヤマツツジで彩られ、夏にはすがすがしい深緑、秋には鮮やかな紅葉と表情を変化させます。
また、フラワートレインやわんぱく広場など、遊び心満載の施設もたくさんあります。
ハーブ園や、野草園、日本庭園など、大人の見どころもたくさんありますよ。
道の駅・みかも山から見た三毳山です。
標高230mとは言え、平坦な場所から見ているせいか意外と大きいですね。今回駐車するのは、道の駅の上側にある南駐車場(無料)です。
事前に調べると、山の端々に色々な施設があることがわかりました。我々が一番に目指すのは、子供たち用の施設です。そこに行きつくために一番近い駐車場がここ(と予測)。
なので、初みかも山公園としては、そこを起点にお伝えします。お伝えできない分はまたどこかで掲載していく予定です。
山頂目指して歩いてみることにしました。清々しい山道です。木々の新緑と山の花々の美しいこと。
しかし、かなり歩きました。途中で気づきましたが、山頂に向かう道は、ずっと手前の怪しい山道しかありませんでした!なので、わんぱく広場に戻りながら、その道を探します。
今日は雲が多くて残念ながら富士山は見えませんでした。しかし、わんぱく広場を見て取ることができます。あんな下に奥様達が待っております。思えば遠くに来たもんだ。
険しい山道を、わんぱく広場に向かって下ります。その途中にまたまた七名石のひとつ、夫婦石がありました。地元では知られたおしどり夫婦をモチーフにしているらしいです。下りだからまだ楽ですが、この道を登るとなると大変でしたね。
わんぱく広場で奥様達と合流した後、みんなでお弁当を食べました。やっぱり手作りおにぎりは一番美味しいです!子供たち用に小さくにぎる奥様は大変ですが、子供たちは大喜びです。いつもありがとうございます。
この後は、駐車場に戻ります。ここでまた二手に分かれることになりました。奥様と上の二人の子供は、フラワートレインに乗って駐車場に、自分と末っ子はトレインを待っている間に先に降りて、庭園などを取材することにします。
みかも山を借景とした日本庭園があります。池を中心に据え、滝や飛び石など岩場のエリア、東屋のあるフラットなエリアなどを形成しています。また、しだれ桜のすばらしい大木があります。回遊式というほどは池の周囲は歩けませんが、園路を歩くと落ち着きます。3番目の子供も、最初は眠そうでしたが、途中からベビーカーを飛び下り暴れ出します。雪柳やアセビなどが満開に咲いておりました。春ですねぇ。
みんなが帰ってきましたよ。庭園の上の部分は噴水のある広場があります。こちらは洋風ですね。山の傾斜をうまく利用して作られています。
ヨーロッパの城砦を模したような富士見台。まさに富士を眺めることのできる展望台です。趣向は面白いのですが、公園全体にイメージの統一がなく、急にこういうものが出てくるのもどうなのかな?とも思いましたが、来ればてっぺんまで行ってみましょう。
見つけました!これしかないの?と思う険しい階段です。仕方ないので、ここで奥様と3番目はわんぱく広場で待つことに。庭に使いたくなる渋い石を眺めながら、子供たちと一緒に上を目指します。いや〜この山しんどいです。
軽く、歩いてみます。なんて書きましたが、実は急こう配できつい道です。舗装された主要道路があるのでそちらを根性で歩きます。500mで大人もバテバテです。
まるで夏が来たような雲。桜も盛りを過ぎ、次の花が咲いています。ここは山あいのせいか、大島桜など山桜が見ごろと言っていいでしょう。
こちら、主要地点をつなぐフラワートレイン。乗車券を買うと一日乗り放題です。最初慣れないと移動するのに難しいトレインです。でも、使い方をよく考えると便利な乗り物です。とりあえず、まずは歩いてみることにしました。
初みかも山は、こうして終了です。
しかしよく歩いた!大人だけなら、ハイキングがてら反対側にあるハーブガーデンや野草園を目指せましたが、子供たちを一緒と考えたら、ここまで行けたことだけで大したもんだと思います。
それにしても思った以上に魅力満載の山でした。
ただ広いだけではありません。これは他の施設も気になってしまいます。
でも魅力的だからこそ、ゆっくり魅力を見ていきたい山でもありました。
「 しもつけぬ みかもの山の こならのす まくはしころは たかけかもたむ」の、万葉歌碑があります。
これは今まで見た中では最高クラスのチューブ滑り台です。年齢も6歳からになっていますね。山の斜面をうまく利用した距離もある滑り台です。もう少しチューブが広ければ自分も滑りたかったな。
へ行く
やっぱり歩くのは気持ちいいですね。右写真のような桜の子供たちがいっぱい生えています。うちの子供たちと重ねて見てしまいますね。このフラワートレイン’コスモス’がわんぱく広場駅で折り返し、皆を乗せて南駐車場に帰ってきます。それまでにこちらも多くを取材しましょう。
みかも山七名石のひとつ、謙信の鞍掛石です。上杉謙信が関東に攻め入った際、ここで馬を休ませたそうです。こちらの山の石は見事なものが多いので、こういう名石シリーズ作りたくなるのはわかります。
展望台からの眺めです。ちょっと木が邪魔していますが、360度見渡せます!
登った先に出てきたのは、冒険砦です。展望台とネット遊具の組み合わせ。螺旋階段で上まで直行もできますが、子供たちはもちろんネットに巻かれます。
木の橋の向う側にも遊具があります。斜面を利用したローラーコースターは、やっぱり人気あります。ちょっと滑りが悪かったですが。
わんぱく広場到着です。確かにここは面白そう。出っ張たりへっこんだり子供の興味を引く遊具があります。ソフトクリームがまたデカかった!
みかも山といえば、うちの地域では、山野草の’カタクリ’で有名な山です。
付近にはアウトレット施設やラーメン、厄除け大師で知られる佐野市があり、結構混むエリアになりますから、いつも春の花のシーズンには二の足を踏んでおりました。
しかも、子連れで行って楽しめるかがわかりません。
なので、ふもとにある道の駅は利用していても、その上に行くことがありませんでした。
今回は初みかも山です。子連れでどこまで楽しめるかよく取材してまいります。
その広場の水が、下の庭園に流れて込んで池まで行っております。意外と水がきれいなのがいいです。夏は水遊びできるかな?今日はやらないよ!早く車にのりなさーい。