日光TOURS 〜Part4〜
二荒山神社 (栃木県日光市)
輪王寺参道前にある像のお人、勝道上人が開いた神社。
東照宮が出来るまでは、輪王寺ととも日光山の中心でした。
現在下野国(栃木県)の一之宮として、変わらぬ信仰を集めています。
現在の建物は、2代将秀忠の造営したものだそうです。
日光山内巡りもようやく半分です。
見所は東照宮だけじゃないですからね!
とはいえ、身重の奥様はこの先しんどいので、一足先に車に戻って休んでいてもらいます。
うって変わってまだまだ元気なお子様が、これからも先頭に立って歩きます。
「待った!早いよ!お父さん写真撮ってないよ!…」この先取材がさらに荒くなっていくことをお許しくださいませ。
日光山内で、自分でパワーを呼び込むアクションができるのがここ二荒山神社の神苑です。
単にきらびやかさを見て満足するより、遊び心も持って回るならここははずせません。
もちろん地元の方々は、七五三や祝い事をお参りに来る神社でありますから、日光山の中心ともとれますね。
別宮として、滝尾神社や本宮神社があります。
時間と体力があればお伝えしたかったのですが、また機会があればレポートしたいと思います。
東照宮を出て、すぐ右方向に、二荒山神社への参道があります。上新道と呼ばれる近道。
東照宮側に並ぶ灯篭群が壮観。火が入るところを見たくなります。
灯篭裏手の用水路に流れ込む水も落ちながら凍っています。水がきれいだと、氷も透き通って見えます。
楼門に到着。男体山に奥宮が祀られてから1200年を記念して、昭和57年に建てられた門です。ここをくぐり、鳥居を抜け拝殿前に出ます。
左は夫婦杉。一つの根から2本の幹が伸びているところから、夫婦円満のご神木になっています。
正面にあたる神門のそばには、縁結びの木や、親子杉があります。
安土桃山時代の様式で建てられた拝殿は、過度な装飾がない分、日光山内では地味に写ります。その分、一番説得力を感じる本殿です。祈祷も受けられます。
神楽殿を見ながら先に進みます。
その先は、神苑と呼ばれる、いわゆる様々なパワースポットの施設があるエリアに入ります。
この先有料です。
そんなことに関係のないお子様は、さっさと突入!
まあ、2歳児の君はどこでも基本無料だけどさ、お父さんお金払わないと入れないよ。
通路から横を向く日枝神社を横目に、神輿舎に行きます。3基の神輿が眠っています。日光三山が御神体で、左から太郎山、男体山、女峰山。
4月の弥生祭で使われるそうです。
高さ2,3mの唐銅製の春日灯篭。
化け灯籠と言われています。
夜、怪しく灯る姿を化け物と間違えた警備の侍が切りかかったところから名づけられました。
今でも刀傷が残っているそうです。
朋友神社。この手前に縁結びの笹(結所で願い事を書き、この笹に結ぶと人や仕事、物事で良縁を結ぶと呼ばれています)があります。
大国殿。
中には鎌倉時代の大太刀が展示されています。切っ先の長さや反りの強さ、柄の長さともに実戦向き。馬上での使用も考慮にいれています。
入口に鎮座しますは大黒田道間守(だいこくたじまもり)。お菓子の神様で、手にはみかんの枝を持っています。ここにはお菓子占いもあったみたいですね。
運だめしの輪投げもあります。お試しあれ。
神苑の一番奥にある二荒霊泉。恒霊山の洞窟から湧く’薬師の霊泉’と、滝尾神社の’酒の泉’を引き込んだ池。眼病や若返りに効果があるそうです。
ダブルで霊泉が流れ込んでいるといいうことですか。それは効果がありそう。
泣き虫坊主も早速味見。おいしかったようで何度も飲んでます。君が若返ってどうする!
酒の泉で仕込んだお酒は銘酒になると言われています。
霊泉の横には茶屋があり、霊泉でいれた抹茶やコーヒーがいただけます。また、容器の販売もしているので、霊泉を持ち帰ることもできます。