福州園 (沖縄県那覇市)
市制70周年と、中国福州市との友好都市締結10周年を記念して、平成4年に築かれた中国式庭園
入り口をくぐると出現する池です。
福州にある、名勝’欧治池’を模しているそうです。
園内全体が中国の造詣なので、まるで別世界に
いるようです。
池の片側は、このような中国風の回廊で移動します。
回廊の先には色々な趣向が用意
されており、それぞれにテーマが
あるらしいです。
建造物の豪華さにも驚かされますが、何よりも石の彫刻に感動します。
橋の欄干の柱の上には、十二支が並んでいました。
石や、飛び石などの配置、扱いもちょっと違います。
日本のような、さりげなさや、調和より、一つ一つの
個性が際立つ感じです。
東屋なども、深山幽谷にあるイメージなのでしょうか?
岩場の滝の上に配置されています。
しかも、そこに登るまでがたいへん。
まさに岩場を登っていくように歩かねばなりません。
眼下にいらっしゃるのは杜甫?李白?
滝も、ただの流れではありません。
滝つぼを歩けるだけでなく、裏見の滝として、
中から覗くこともできるようになっています。
この公園は無料で出入りできます。
しかも歴史があるわけではなく、最近出来たものです。
ですから、当初は行かなくてもいいかなって思っていました。
周りに見るものもないですし。
それが、1コーナーを作りたくなる公園だったのです!
これが旅の出会いの醍醐味です。
しかも、そんな感動があったればこそ、珍道記をまとめる気になったのです。
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