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〜ドイツ・激走編〜

リューデスハイム、ライン川くだり

いざ!ドイツの道へ!

まずは、今回お世話になるスッタフ方々のご紹介

 東京から一緒に来た、真壁サン。
妊婦であるうち奥様を、いつも気にかけてくれていました。

 いつも、次の手配に余念のない忙しさ。どこにいても休む暇のない方でした。小柄ながらバイタリティー溢れる働き者です。

 名古屋から添乗の、小畠サン。
ガイドのため一日中声を出していました。まじめな話の中にも、ユーモアやお笑いを忘れない、まさに職人技のコンダクター。

 スタイルと、ファッションセンスは欧州レベル。クレオパトラってこういう顔立ちなんじゃない?と始終考えていました。
 左手に持つ、魔法の杖で引率してくれます。

 ドライバーのトーマスさん。
おしゃれな赤いシャツや、チューリップ帽がトレードマーク。
ジュネーブまで、ずっと紳士な運転をしてくれていました。

 何やら端末をいじっているト−マスさんに、「ミスタートーマス!」と声をかけると、カメラに気づいて凛々しい姿と笑顔に。
思わずこちらも撮り終って親指を立てました。「クール!トーマス!」

 たかだか21名のツアー客に、添乗員が二人。他のツアーのガイドさんに、「そんなの聞いたことないわ。贅沢ねぇ。」と言われましたが、ほんと贅沢だと思いますよ。別に料金が高くなるわけでもなかったし。
 おかげさまで、こちらは大変快適な旅ができました。入門者には、現地の歴史や文化を細かく説明してくれるガイドさんが一緒であることほど心強いことはありません。

 ホテルの部屋から見た庭先。午前7時前。灯りも消えていません。
何より息が白い!外気温8度くらいです。
9月なのに、思った以上に一日の寒暖の差は激しいです。
 こんな中、現地の人たちは半そでポロシャツ一枚で闊歩していました。
あの姿にだまされると、ちょっと寒いです。

 植えてある木は、日本で見るものと少し違います。
この木はなに?と思う木ばかり。自分の知識に自信がなくなりした。
とりあえず、写真の中の立っている木は桜のようです。
手前の常緑樹がわかりませんでした。
 相対して落葉樹、針葉樹が多いです。

 赤い実がたわわに枝先にぶら下がっていました。
何かな?と近寄ってみると、バラの実(ローズヒップ)です。
 バラはポピュラーな植物のようで、何もないところでもバラだけは植えてある、という庭もありました。実の感じが野バラなので、植えたというより元々自生している、と言ったほうがよいのかも。

 ラウンハウムの町並み。フランクフルト空港から程近いこの近辺は、ホテルと閑静な住宅街が立つ空の高い町でした。
 広い道のせいか、皆車は歩道に駐車しています。
どこに行っても住宅街は、そういう駐車でした。
 当然、車は左ハンドル、右側走行。バスは左から乗車。慣れないと変な気分です。

 今日は、日曜日です。
欧州では、’生活するために働く’のが大原則。
日曜日は休みと決まっているので、観光地以外の売店などは、一切定休日でクローズ。
 ドライバーのトーマスさんの就業規則もしっかりしています。一日の運転時間、休憩回数と時間、など細かく決まっていて、それを超える仕事をすると罰則。サービス残業なんて概念は、こちらには存在しておりません!

 見づらいかもしれませんが、写真の赤い車のお尻の真ん中付近に、フックのようなものが立ち上がっているのがわかりますでしょうか?
このような牽引用のフックの付いた車を数多く見かけました。
それは、高級車でも同じこと。どうも、荷台をつけて利用しているようです。
ドイツ国民は、自然が好きなようで、週末をキャンプ場や森の中ですごす方が多いそうです。
そのための道具を運ぶ荷台などを牽引するために使用しているようです。
 同じように、キャンピングカーも多く走っていました。
またフックではなく、自転車用のキャリアを後ろにつけた車も良く見かけました。

 最初に向かう観光地は、ホテルから車で約30分の、リューデスハイムです。
 そこでライン川クルーズに参加します。長いライン川クルーズでも、一番見所のあるエリアです。

 ドイツは先進国の一つなので、もっと国中建物ばかりと思っていました。
しかし、実際には畑を含めた緑の方が目に入ります。写真は、一面に広がるぶどう畑。もちろんワイン用。
 日本と違い、土地の痩せたヨーロッパは、一度緑を減らすとなかなか元に戻らないことが経験としてわかっているので、環境に敏感である上に、自然保護の観念も進んでいます。
 上記は、有名なアウトバーン。青い標識が見えますでしょうか?あれが高速の証。
ちなみに、一般道は黄色の表示です。こちらは燃料が高い分(レギュラーガソリンリッター約200円)、高速は無料です。
ですので、仰々しい入り口というものがなく、いきなり高速道路にのっています。
 こちらは観光バスとか区別なく、全ての搭乗者にシートベルトが義務付けられています。
していなかった場合罰金ですが、シートベルトをしていなかった本人が払うことになるので油断はできません。

 アウトバーンと言うと、速度無制限で飛ばしまくる!イメージがありますが、実際にはそういう区間は限られています。
バスは100キロまでしかスピードが出なくなっていますし、日本とは意味が違いますが、道路工事が多く、アウトバーンといえど渋滞するのです!意外と一般道路と同じ感覚でちょっと予想外。
 それと、怖いのが高速からのインとアウト。
何故か、下り口の手前に、入り口があり、車が交差しそうになる場面も見られました。
きっと立体交差の工事費用が安くすむように設計したのでしょうが、これは怖すぎ!です。
 もちろん、走ってくる乗用車は凶器。平気で追い越し&割り込みをかけてきます。ドイツ人はスピード狂が多いそうで、荷台を牽引していてもお構い無しに飛ばしている車もいます。
なんだか日本の高速道路より怖い感じです。ほどなく、リューデスハイムの町に到着。

リューデスハイム

 江戸時代の日本が、江戸川や利根川を物資輸送の主要交通にしていたように、ドイツでもライン川やエルベ川を使って物資の輸送を行っていました。アルプスから流れ出、ドイツを通り、オランダ・ロッテルダムに流れる川沿いには、多くの商業都市が生まれました。
 その町の一つがリューデスハイムです。特に白ワインの産地で有名で、多くの飲み屋さんが軒を連ねています。

 今回の旅の知恵袋の小畠サン。身振り手振りを交えて、一生懸命話してくれるウンチクがすごくためになります。
おかげさまで、今回のページつくりは話を参考にさせていただけて、調べものが少なくてすみ非常に助かっております。ホント恵まれたツアーでした。時に日本語で外人につっこみを入れたり、毒付いたりするところがお茶目です。

 現在、ここ有名なつぐみ横丁のお話をして下さっております。
 ここの露地は狭いです。この露地を、一杯ひっかけ、2杯飲んで…だんだん気分がよくなった船員さん達が、あっちふらふら、こっちふらふら…まるでつぐみが歩いているような姿に見えたところからついた名のようです。
 一杯ひっかけたくなるお店が軒を連ねていて、目移りします。ドイツの看板はどれもおしゃれなのもポイント。

 ライン川流域に広がる、ラインガウ地方は、最高品質のワインとして有名で、特に、白ワインが知られています。
 全長150mしかないつぐみ横丁には、そんなおいしいワインを出すお店がひしめき合っています。

 我々も、そんなワインの産地で、一軒のワインショップに案内されました。
プロスト・ワインハンデルさんです。
こちらのスタッフは皆日本人。円で買い物ができる上に、自宅まで配送してくれるサービスもあります。
 まるで日本にいて買い物しているように、お店の方が日本語でワインの説明&試飲会をしてくれました。。
安いワインしか試飲できないのかな?と思って説明を聞いていると、なんと高級品まで試飲できるとのこと!急に目が輝きます。
用意されていた12種類全部を少しづつ飲みました。

 ドイツでは、日照時間の関係など環境のせいで白ワイン用のぶどうが主流で、全体の80%を白ワインが占めています。
その中にあって、このラインガウ地方は、赤ワインを生産できる特異な地方であり、さらぶどうを完熟以上にさせて獲るので、甘みの強いワインに仕上がっています。有名なアウスレーゼ、アイスワイン、貴腐ワインがその高級甘口ワインの代表です。
 まだ20歳のころ、フランス語の先生にフランス料理のお店によく連れて行ってもらいました。料理は自腹(2000円から高いときで10000円)、飲み物はワイン講座をしてもらったうえに先生のおごり。
このときにすっかりワインにハマってしまいました。
しかし、飲みだしたばかりの若造に、先生のウンチクを理解しきることができません。「ほーっ」、「はぁぁ〜」、と感心するばかり。しかし、その中の一本にあったデザートワインなる、まったりした濃厚な甘さのワインだけは、衝撃的で忘れることがありませんでした。

 その、デザートワインの正体はフランスの貴腐ワイン。うまいと思えるだけに、一本数万しました。あれ以来、あれほど濃厚な味のワインに出会えませんでしたが、今回ドイツ産貴腐ワインで出会えました。しかも、現地は安い!
上品な甘さが良い方には、すっきりしているアイスワインがお奨め。
まじめに仕込んだワインが、こんなに甘いとは、飲んだことのない方だとびっくりするでしょうね。

 一口づつとはいえ、結構な量を飲んで、朝から良い気分でお店を出ると、目の前でいきなりドイツ人のおじいちゃん、おばあちゃんの一団と遭遇。ヨーロッパのお年よりは、皆さん気さくな方ばかり。
このときも、一人のおばあちゃんがお声をかけてくださいました。
そのときの会話です。

「あら、こんにちは。あなたたちは日本から来たの?」
「こんにちは、そうです。」
「ドイツは遠かったでしょ?どのくらいかかるの?」
「13時間のフライトでした。」

(皆で写真を撮っているようなので)
「写真撮りましょうか?」
「撮ってもらえるの?うれしいねぇ。でも私のカメラの使い方わかる?」
「大丈夫。自分もオリンパスで同じカメラメーカーですから。」
「ありがとうね。日本はどこから来たんだい?」
「千葉県です。東京の近く。」
「へぇ、今はあっちは寒いのかい?夏かい?それとも冬かい?」
「今は秋です。」

(こちらの語学力のなさをわかったらしく)
「じゃあね。いい旅を続けててね。」
「ありがとう。またお会いしましょう。」

*一部意訳&個人的解釈含む。
 だってそう聞こえたんですもん。

 今日は日曜なので、お土産屋さんといえど閉まっているお店の方が多いです。
寄るところもなく、ふらふらとつぐみ状態で、ラインくだりの船付き場まで歩いてきました。
 幹線道路ぞいの街路樹の、大きな鈴かけの木(プラタナス)です。
 これだけ道路に枝が張り出しているのに、こちらの方は気にならないのでしょうか?
それは家に植えてある木にも言えること。

植木屋さん、商売上がったりじゃないですか!

ライン川くだり

 リューデスハイム付近から、ライン川の川幅が狭まっています。
 中世の頃、自分の領土を主張するような城作りが流行り、同時に自分のテリトリーに侵入する貨物船から通行税をとることをはじめました。川幅がせまいということは、そこを通る船を見つけ、止めやすいということ。
この付近には、当時そのような目的で数多くの城が作られました。
中には、通行税を取る目的のためだけに、廃城に住み着き好き放題していた盗賊騎士なる輩もいたそうです。
 時代は過ぎ、一度は戦争や、打ち壊しで大半の城が姿を消しましたが、19世紀に入り復興運動が盛んになり、お城を復元していきました。今では、ホテルやレストラン、博物館として利用され、それらの城をクルーズしながら一つ一つ見ていく楽しみが、ライン川くだりとなっています。

 一番メジャーな、KD社のクルーズ船。でかいです。
コブレンツとマインツ間を往復しています。
レストランもあり、快適なクルーズが楽しめます。
英語、独語、ちゃんと日本語でも説明が流れます。

 リューデスハイムから、ザンクト・ゴアールという町までの約1時間40分の旅をします。

 ライン川を見ると、ほとんど橋がありません。
優に数キロは橋がないのです。そのかわり、これらクルーズ船などが、ジグザグに岸を行き来して、人や車を渡しているのです。
 
ちょうど奥様の後方から列車が近づいてきました。

 DB(ドイツ鉄道)は、ドイツ観光にはとても便利な交通手段です。
 今回乗る機会がありませんでしたが、ICE(インター・シティー・エクスプレス)、いわゆドイツ版新幹線は、スピードもさることながら、内部の快適さも好評のようです。
次回は必ず!乗りたいですね。

 船に乗り込み、最上階の三階オープンデッキ、最先端部を確保。
タイタニックができる位置です。
しかし、まだ肌寒い朝。川は特に寒さが強いです。奥様の体調が気になるところなので、ほどほどのところで中に引き上げる予定。
 乗客はと言うと、これが半数は日本人ツアー客。
ま、我々もその一人なのですが、実は他のツアー申し込みしたときに、同じようなルートを回るツアーがいくつか存在していました。
もし別のツアーに申し込んでいたら、別のガイドさんと、でもやっぱりこの船に乗り込んでいたのでしょうね。

 では、ドイツ最初の観光スポット、ラインクルーズに出発です。

 大きな船だけに、揺れはほとんどなく、滑るように川面を進みます。
クルーズ船は、他にも航行中。やはりリューデスハイムから乗りこむお客さんは多いです。
町を見下ろす丘にには、一面にぶどうが作られています。もちろんワイン用。そのままでも食べることができます。

 そのリューデスハイムの丘の上には、ニーダーヴァルトの記念碑が建っています。
ドイツ統一の象徴として作られました。
その近くまで、町からリフトが出ています。
(左写真の畑の中の白い鉄塔のような柱)
時間があれば乗りたかったスポットでした。

 今でもライン川は、物資の輸送には欠かせない交通網のようで、川岸には採石場などがあり、それを運搬する船も多数見かけます。

 お隣の船着場ビンゲン。対岸へ渡る一般のお客さんも多数乗ります。写真右は、クロップ城。

 エーレンフェルス城跡。
よくもこんな斜面に城を作ったものです。作るのも大変でしょうが、住むのも大変そうです。

 中州に建つ、ねずみの塔。
これもいわゆる税関。その後は、船の信号灯として使用されました。

先端部からの眺め。ぶどう畑も急斜面で作るのが大変でしょう。

 高級ホテルのある、アスマンスハウゼン。
尖った屋根は、ツア・クロイツエアヒューウング教会。

ラインシュタイン城。

 ここで見たドイツの電車は、客車にパンタグラフが付いていませんでした。緑の中の川沿いを走る、赤い列車は絵になりますね。

 ラインシュタイン城はホテルになっています。ちなみに、下に車をとめたら、上まで歩くのかな?これは鍛えられますね!
 交通量の多いライン川です。航路の制限もあり、皆左岸寄りを航行。

 ライン湖畔最古の城塞の一つ、ライヒェンシュタイン城。
奥にある建物は、聖クレメンス礼拝堂
その上にある塔も気になります。

 採石場です。こちらの岩肌は、このように赤みを帯びています。この土で作られるレンガや、切り出される岩で建物を作るため、壁が赤く見えるのです。
 左手端に見えるのは、ゾーネック城。

 真ん中直球の位置にてクルーズ。
所々浅瀬などがあるため、航路に制限が必要なのです。
 今度は対岸の線路に列車が。長い客車の後部に、貨物車も連結。長距離なのでしょうか?

 ロルヒの町。見えるのは、聖マルティン教会。
 近くの岩肌もワイルドになりました。
なだらかな丘のイメージが、ごつごつした岩肌の丘へ質が変わってきました。

ハイムブルク城
(左写真円塔部分))

フェルステンベルク城の廃墟(右)

 シュタールエック城

 冒頭に書いたとおり、ドイツ人は自然の中が好きなのです。ライン川湖畔も、キャンプ場がいつくもあり、大勢の人々がくつろいでいました。
 左写真のような公園も大好き。固めるような護岸がほとんどされていないので、水辺に下りて行けます。水遊びはしている人がいませんが。

 観光地として有名なバッハラッハの町。
ポプラの大木の列植も目を引きます。
大勢の観光客が乗船。船内も込み合いました。

 風が出てきて寒さが厳しくなったので、船の後部甲板へ移動。思いのほか風が吹き付けないので快適でした。
世の中こんな暖かかったんですね〜。側面から中州と、山肌を撮影。もう紅葉が始まっています。

 カウプの町と、その手前の川の中に建つプファルツ城。明らかに通行税徴収目的とわかる城です。でなければ、こんな川の中に城なんぞ建てませんって。
 今は博物館になっています。でも、ここにどうやって行くのか?右写真の河川そばに駐車し、城までの渡し舟を利用するのです。

 中洲とは対照的に、丘の上に建つグーテンフェルス城。
どうやって城まで登るのですかね?

 シェーンブルク城。
ホテルとしても人気があります。
掲載した城の中では一番大きいです。

聖マリア教会

リープラフェン教会

防御塔

 オーバーヴェーゼルの町に残る、市を囲むようにあった防御塔の一部。

 写真が小さくて見づらいですが、写真左の防御塔の下には、オーバーヴェーゼル町を囲む城壁(市壁)が左右に向かって伸びています。
中世のころは、外的から身を守るため、町全体を壁で囲みました。
 ライン川沿いには、観光目的のためだけでなく、古きよきドイツが今も多く残っています。

 ’七人の処女’、と呼ばれる暗礁があるところ。
このあたりは川幅が狭く、流れが急で水深が浅いため水位が低くなると、このような暗礁が顔を出します。
昔は船頭さんの腕の見せ所の難所でした。

 ライン川一の難所として恐れられ、’ローレライ’と名づけられた岩場。
崖の上には、ビジターセンターもあり、崖下を見下ろせるようになっています。
 あっけないほど、これだけ!?と思う観光名所です。
小畠サンに言わせると、「世界3大がっかりの一つ」に数えられるそうです。納得!

 中腹に建つねこ城と、その下に広がるザンクト・ゴアルスハウゼンの町。
 この城は、日本人が落札して、修復しました。
現在はホテルです。
ちなみに、この先にねずみ城もあります。
 
 我々は、その対岸のザンクト・ゴアールという町で下船しました。もうちょっと見所はありますので、ちょっと残念。

 こんなものかと言えば、こんなものの船旅です。大きな船で、思ったより川幅のある水路を、船酔いなどまったく心配せずにゆっくり航行するだけですから。
 城も遠くから見上げるだけしか出来ませんでしたが、雰囲気は堪能できました。しかし、自分のような城好き以外にはあまりお奨めできないかも。はっきり言って、飽きます。何はともあれ、一度体験してみないとわかりませんしね。
 今度は、ラインを見下ろすような絶景古城ホテルに宿泊して、陸上から中世気分を味わいたいと思います。

ここまでデジカメのバッテリーが切れるほど観光したのですが、まだ一日の旅は始まったばかり。
しかも、我々に休んでいる暇はありません!
すでに何キロも遠回りして、ラインにかかる橋を渡ってザンクト・ゴアールの町に待機してくれているトーマスさんを待たせることなく、次の目的地ハイデルベルクに向かって、古城街道を激走して行きます!

 まさに船を監視し、取るものを取るために作った城という感じですね。

 かわいいデザインなのです、お店が開いていなくてウィンドウ越しに見ただけ。

 急斜面の山と、その上と下にある町の高低差には、ずっと驚かされっぱなしでした。