ここでは、自分の仕事に向かう姿勢や、仕事中に感じたことをまとめております。
ご挨拶
造園業は、両親のはじめた職業です。元は盆栽つくりも行っておりました。
ほとんど手伝いなどしたことはありませんでしたが、嫌いではありませんでした。
しかし、自分は自分の道で一角の人間になりたい。
そんな気持ちが強かったせいか、大学卒業後は、都内の印刷物制作会社に就職しました。
4年間、組織と社会に揉まれ、理想と現実の差につまづきながらも、自分なりに努力してきました。
その頃自分を支配していたのは、ここが自分の骨を埋める所なのかということです。
今の自分なら、独自の考えで家業を継いでも、両親とは違ったものを創っていけるのではないか?
サラリーマンだったのだから、サラリーマン的発想と、どちらかというと、お客さんに近い考えで仕事ができるのはないか?
そこには、自然に溶け込む生活への憧れもありました。
で、遠回りしたけど、ここに戻ってまいりました。
30歳に近い年齢で飛び込んだ職人の世界。
まったくのど素人が、まったく未知の社会での修行の日々です。
一般の方々の植木に対する興味が広がり、また庭師を頼む際の参考になれば幸いです。
お客様のお庭のたぬきコレクションの一部。
庭つくりに基本はあっても、ご自分のお庭は、ご自分の感性で無限の空間です。
最近、土のあるお庭スペースが少なくなりました。
大地も生きています。
人と、地球が強く結びつく’土’という存在を、もっと感じてみませんか?
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